オアフ島のラグジュアリー不動産 luxury properties in Oahu

世界有数のリゾート地であるハワイは、従来アメリカ本土や外国からの富裕層の別荘地として知られてきました。最近はそれに加え、資産分散を目的とする外国人の投資先および子供を英語圏で教育したいと考える、国際色豊かな若い“グローバル・エリート”世代の移住先としても注目を浴びています。ハワイの温暖な気候やホノルルの利便性の高さを考えると需要の高さも頷けます。

オアフ島における高額不動産市場は大変活発です。コンドミニアムにおいては、ワイキキ/アラモアナ・カカアコの築浅ラグジュアリー物件の人気が特に高く、これから建つ新規プロジェクトの分譲にも希望者が多く集まり、分譲が進んでいます。最近の建物の特徴はペットフレンドリーで、豊富なアメニティー(プール/フィットネスセンターはもちろんのこと、ヨガルーム、キッズルーム、パーティルーム、ビデオ鑑賞室、ゲストルーム、など)が備わっていることで、贅沢で快適な暮らしを提供することが重視されています。ワイキキにおいては、ホテルコンドのリッツカールトン・レジデンセスの質の高いサービスと利便性の高さが多くの日本人の共感を呼び、不在の間はホテルに貸し出し月々の管理が賄えるセカンドホームとして、多くの富裕層が購入し完成を楽しみにしています。


戸建てにおいても、オアフ島有数の高級住宅地であるカハラで、オーシャンフロントの広大な敷地や大邸宅が近年何件も取引され、改めて、オアフ島の高級不動産の需要の高さが感じられます。従来$1ミリオンをラグジュアリー物件のスタート価格としてきましたが、今ではスタート価格は$2ミリオン近くとなりました。最も頻繁に取引されている$1~$2ミリオンの価格帯のバイヤーをみると、ローカル、アメリカ本土、外国人と幅が広く、$4ミリオン以上の高額物件となると、アメリカ本土及び外国人バイヤーの比率がかなり高くなります。ホノルルは売り物件の在庫が少ない為、改装済みですぐ入居できる物件やオーシャンフロントといった立地的に希少価値の高い物件に特に高い需要がみられ、カハラ、ダイヤモンドヘッド、ポートロック、カイルア、ワイアラエイキ、ハワイロアリッジは特に人気があります。スタイルはインドア・アウトドアを融合した造りが多く、デッキやプールまた中庭などへの仕切りが完全にオープンできるデザインが主流です。この2年間オアフ島の大手デベロッパーが日本人のオーナーからまとめて購入したカハラの希少価値高い物件が幾つも取引され、従来オアフ島一の高級住宅地の代名詞を持つカハラが昔のステータスを取り戻しつつあります。


2015年に$2ミリオン以上で取引された一戸建ての販売件数は145件。内訳は、$3~$4ミリオンが31件、$4~$5ミリオンが12件、$5~10ミリオンが8件、$10ミリオン以上が7件となりました。アメリカ本土の大型チャイニーズ・ファースト・チェーンのPanda Expressのオーナー夫妻(純資産$3.1ビリオン)がKahala Avenue沿いの物件を今年の3月に$15.2ミリオンで購入し既存の建物を取り壊し新規に建て直す予定ですし、シンガポールの大手不動産開発法人も同じくカハラ・アベニューのオーシャンフロント物件を$19.4ミリオンで今年購入しています。2015年度のオアフ島での最高額の取引は、ダイヤモンドヘッドにある敷地面積690坪をほこる2001年築のオーシャンフロント物件で、$19.8ミリオンで売却されました。

2015年は、新築プロジェクト(新築分譲マンション)が注目された年でもありました。カカアコ再開発を手がける全米大手不動産デベロッパーであるハワードヒューズ社のワードビレッジ(*)では、第1期分譲となるワイエアとアナハの工事が進むにつれ、建設状況と今までにない概観に大きな関心が寄せられると共に、第2期分譲のアエオ(ホールフーズと隣接して建てられる)の分譲も始まり、2016年の2月にはすでにこちらも着工しました。アラモアナ・センター駐車場上に建てられるパークレーン・アラモアナの建物も形が見え始め分譲も好調のようです。

(*)60エーカー(約7万坪)もの敷地を15年~規模で開発していく壮大な街づくりで、4エーカーもの広大な公園を造り、周辺にはショップやカフェ、レストラン等が軒を連ねる歩行者専用道路を設け、都会的でいて暮らしやすいそして環境にも優しい居住コミュニティーを目指す。

2015年後半期における高級コンドミニアムの取引をみると、高額取引のトップ3は、①Hokua 30Dの$4.4ミリオン(室内占有面積143平米/43坪)②3003 Kalakaua 6Aの$3.3ミリオン(室内占有面積184平米/56坪、ラナイ29平米/9坪)③Trump Tower 3506 の$3ミリオン(室内占有面積143平米/43坪、ラナイ16平米/4.9坪)となりました。地域別にみるとカカアコが30件と断トツで全体の4割を占め、ワイキキは合計12件、アラモアナは3件となりました。最も高額で取引されたホクアは、海に面してVの字に突き出た“D”のユニットで、2ベッド2バス3パーキング、バイヤーはハワイに住む弁護士でした。ホノルル1のコンドミニアムとして定評のあるホクア、抜群の立地と眺望そしてセキュリティーやスタッフのサービスの良さが人気です。現在建設中のワードビレッジのWaieaやAnahaに買い替えを計画するオーナーさんによる売りが今後も出てくると思われます。3003 Kalakaua Avenue は、ゴールドコースト にあるブティックコンドの一つで、最近はゴールドコーストに購入する日本人の方も増えています。3ベッド2バス1パーキングで、ひとつの階に2部屋のみというプライベートさも人気の秘密です。1962年竣工の古い建物ながらも、マリーンブルーの浅瀬の海は目の前で、高層タワーとはまた一味違う醍醐味があります。3位のトランプタワーは、2ベッド3バス(トランプでのパーキングはヴァレーのみ)のトランプタワーレベルの35階という高層物件でした。その他に2807も$2.9ミリオンで登記しています。ホテルコンドの利便性やワイキキというロケーション、またスタッフのフレンドリーなサービスも人気です。ザ・リッツカールトン・レジデンス・ワイキキビーチも2016年の2月に登記が始まり、この夏にはホテルとして運営スタートされる予定で、リッツカールトン・ブランドの質の高いサービスとホテルコンドの利便性を目的に購入されたオーナーさんの期待が高まります。 

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